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小さな頃は ここにも 草木が あおあお 花がさき
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蝶蝶が愛を 歌っていた
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その歌聞いて そよ風に 夢を見たら 寢過ごして
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ママに おこられて 泣いたりして
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ある淸れた日 名前も知らない あなたと 出逢ったの
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何も 話せなかった 一目で好きになって
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あなたの後ろの姿 夕燒けに 消えてくの見た
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時は流れて ここにも ビルが立ち び 筮だちの
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聲も聞こえない ひき裂かれて
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歸り道を まちがえたのかな 私は蝶になり 一人歌う
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ビルの谷間ひらひら ある日の あなた探す
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アスファルトの裂けめに さく花 まだまにあうかな
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何も話せなかった 一目で好きなった
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大人の手にふれたら 飛べなくなりそだから 歌うの
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ビルの谷間ひらひら いそいで むかえに來て
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初めての愛だった あの日に 戾れないかな
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あなたに會いたい もう一度
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蝶蝶
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| KAWAMURA RYUICHI |
